マンションの床を憧れの無垢フローリングにしたい!でも、管理規約の遮音等級はクリアできる?

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「マンションにも無垢は貼れるんですか?」
って、よく質問されます。

比較的古いマンションの場合、コンクリートの床に直にカーペットを貼るのが一般的でしたが、それをフローリングにする場合、マンションの管理規約に従ってL-45またはL-40という遮音フローリングを使用しなければなりませんでした。
コンクリート直にフローリングを貼る場合、裏側にクッション材が付いた合板フローリングを貼るのが通常です。

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こんな風に裏側にクッション材がついています。
メリットとしては、規約が遵守できる上に厚みが12.5mm~14mmと比較的薄いので、天井高を気にせずに施工できる点です。
デメリットとしては、踏むとフワフワした感じがする点です。

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一方、無垢材は通常15mmなのですが、これだけではマンションの遮音規約を守ることができないので、この下に遮音マット(11mm)+ベニヤ(12mm)を貼らなければならないので、全体の厚みが38mmになります。
メリットとしては、無垢材が貼れる点とあまりフワフワしない点です。
デメリットとしては、厚みが38mmあるので、天井高や梁下が低くなる点とコストがかかる点です。

他に天井高がある場合、置き床(二重床)を設置する方法があります。

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置き床(二重床)とは、こんな風にゴムの脚の上にパーチクルボードを置いて、その上にフローリングを貼る方法です。
このゴムの脚で遮音規約はクリアできます。
メリットとしては、無垢材が貼れる上に床下に隙間があるので、配管や電線を通す事ができる点にあります。
デメリットとしては、最低でも60mmは床が高くなるので、天井が低くなる点とコストがかかる点です。(遮音マットよりは安い)

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最近のマンションは置き床のところが多いので、リフォームの際に比較的簡単に無垢フローリングにすることができる場合があります。

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さて、今週末にリノベーション見学会をやるサンコーポ浦安ですが、床は無塗装のパイン材(柾目)を貼りました。
建具も無垢のパイン材で統一しました。
玄関を入ると、ぷ~んと木の匂いがします。

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無垢の優しさとあたたかみを体感してほしいので、スリッパはご用意していません。
いつも小さなお子さんは床にゴロゴロ転がってその場をは離れようとしないんです。

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見て、触れて、木の香りに癒されに来て下さい。
無垢材や置き床、断熱材等のお話をさせていただきます。
では、当日、会場でお待ちしています。

【笑顔集まるあったか無垢リノベーション見学会】

★場所:サンコーポ浦安

★日時:12月5日(土)・6日(日)
    13:00~17:00

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