上棟「やっと実感が沸いてきました」

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これまで基礎工事をお伝えしてきました、丘の上の低燃費住宅。
ついに上棟までたどり着きました。

上棟というのは、「棟を上げる」というその言葉通り、建物の構造が組み上がる日です。
柱や梁を一つ一つ手で刻んでいたころは、上棟が工事の折り返し地点。
工場で部材をプレカットするようになった今でも、上棟が家づくりの大きな節目になることは間違いありません。
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我々にとっても紙面で検討を続けてきたものが、一気に形になる瞬間ですから
ミスはないだろうか、天気は大丈夫だろうか等と考えながら作業を見守ります。
何棟も家づくりを行って、たくさんの上棟を経験してきましたが、何回やってもこの日の緊張は変わりません。
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2Fの梁まで組みあがったタイミングで、窓も到着しました。
低燃費住宅の高性能な窓は、性能に比例してとても重いためクレーンがあるこの日に搬入します。
今回は敷地を考慮して小型のクレーンを使いましたので、クレーンの最大吊り荷重量は170kg。
そして最大サイズのサッシの推定重量も170kg。
クレーンに「がんばれー!」と声をかけながら釣り上げます。
なんとか搬入を行うことができました。

そして、無事に上棟を完了いたしました!
最後にお越しいただいたお施主様とご挨拶。
簡単ですが、上棟をお祝いいたしまして四方払いの儀を執り行わせていただきました。
建物の四隅に米、塩、お酒を撒いて、これからの工事が安全に進むことをお祈りします。

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骨組みが完成した姿を見たS様から「やっと実感が沸いてきました」とお言葉をいただきました。
これまで図面やイラストでお話ししていたモノが、やっと形になった瞬間だったかと思います。
家づくりは実体がないものに対して決断をしなくてはいけない大変な作業です。
私たちもなるべくイメージが沸く様にお伝えしていますが、お客様にとって実際の建物が出来上がらないと分からないことも多々あるでしょう。
そんな中で私たちの提案に対してご決断をいただいたということは、私たちを信頼をしていただいてる証なのだと思っています。
そのご期待を上回る家になるよう、これからも精一杯の家づくりを職人さん達と共に取り組んでまいります。

そんな決意を新たにした上棟でした。
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S様のご厚意により、見学会を執り行わせていただく運びになりました。
きっと素敵な見学会になるでしょう。改めて御案内をさせていただきますのでご期待ください。

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