最近、オープンルームでフローリング貼り替えの方法について何度か尋ねられることがありました。
今回はマンションリフォームでフローリングを貼り替える場合の方法を3つ紹介したいと思います。
まず一つ目は、フローリングをコンクリートに直接貼る直貼りという方法です。
マンションでは遮音の規定があるため、このような遮音性能があるフローリングを貼っていきます。
メリットとしては、コストを抑えて施工することができます。
デメリットとしては、フローリングの裏にクッション材がついているため、踏み心地がふわふわする点です。
また、マンションのコンクリートは、不陸といって平らではないことがよくあります。
そのため、コンクリートに直貼りすると床鳴りする可能性が高くなります。
二つ目は置き床(二重床)という方法です。
写真の置き床の上にフローリングを貼っていきます。
黒い脚の部分がゴムになっていて、そこで遮音をとっています。
メリットとしては置き床で遮音をとるため、無垢のフローリングなど単体では遮音がとれないものも貼ることができます。
また、脚の部分で不陸を調整するので床もほぼまっすぐになります。
デメリットとしては、床が最低でも8センチぐらいはコンクリート面から上がってしまうことです。
古いマンションだと、梁の下などは低く感じてしまうかもしれません。
また、直貼りに比べるとコストもかかります。
三つ目は遮音マットの上にフローリングを貼る方法です。
メリットとしては、直貼りのようにふわふわしないですし、床も最大で4センチほど上がりますが置き床ほど気にしなくていいと思います。
しかし不陸調整はできないため、床鳴りの可能性はあるかもしれません。
また、コストも一番かかります。
以上3つほど紹介しましたが、マンションによって最適な方法は違うと思います。
気になることがありましたら、お気軽にアールデザインにご相談ください!