今回は外壁塗装の小話です。
写真にございます建物の外壁塗装工事のご依頼を頂いたのですが
建物の中央部と、階段手すりがタイル調のサイディングが貼られております。
この部分の塗装が問題なのですが、塗りつぶしてしまうとタイル風の感じが無くなり
平坦になってしまいますし、クリアー塗装をしても色褪せしてしまった上へのクリアー塗装は
元の濃い色には戻らないしなかなかもどかしい部分です。そこで今回は
タイルの感じを塗装で復元してもらいました。
先ずは塗装面を高圧洗浄機できれいに洗い流してから一度タイルの目地の部分の色で塗りつぶします。
そしてタイルの色の部分を目地にはみ出さぬ様着色して行きます。
そして養生を剥せば完成です。
結構手間の掛かるお仕事ですが、写真の様なタイル模様のサイディングですと比較的に
綺麗に仕上がります。サイディングの種類によってはこの施工方法が難しい場合もございます。
通常外壁塗装は10年毎に塗り替えを行う事をお勧めいたします。塗装面を手で軽く触ってみて
白い粉のようなものがついてきましたらそれは「チョーキング」と言って塗装面が劣化している
可能性がございますので皆様も是非お試しください。