昭和57年に新築された入船東エステートの施工事例です。
当時としては珍しい4LDK=97㎡のマンションですが、室内に大きなTES給湯器が付いていて、ガス温水式の暖房機が各室に設置されていました。
暖房機は既に撤去されているため、TES給湯器の必要性がないので、普通の給湯器に変更して外に出す事にしました。
施工前の写真を撮り忘れてしまいましたが、ダイニングの横に約半間の給湯器置き場があります。
ここに設置されていた大きな給湯器を撤去しました。
そして、ここからバルコニーに給水管(ブルー)、給湯管(オレンジ)、追い焚き管(白2本)を引いていきます。
元給湯器置き場とバルコニーの間のお部屋の天井の梁型にダクトが通っているので、点検口を開けて通す事が出来ました。
そして、バルコニーに給湯器を吊りました。
配管カバーを付けて完成です。
元の給湯器置き場はこんな感じです。
ここに何かを収納する時に管を傷つけないように簡単な床を設置します。
これで完成です。
大きなTES給湯器をバルコニーに出す事により、収納スペースが増えました。
掃除機や長物を収納するのに便利そうですね。
また、可動棚を設置してパントリーにされた方や和室側から開閉できるクローゼットにされた方もいらっしゃいます。
奥に見えている排水管は共用部分なので、点検する事もありますので、隠蔽しない事をおすすめします。
ちなみに工事期間は1~2日です。
もし、まだ室内に給湯器があるという方は、給湯器交換のタイミングでバルコニーに出してみてはいかがでしょうか?