築33年のマンション、ご夫婦にとって2度目のリフォーム工事が始まりました。Vol.3

さて、いよいよ今週は浴室の解体工事が始まりました。
在来タイル貼りの浴室からユニットバスにするので、既存タイルやモルタルを剥がすのに騒音が発生します。
掲示板への掲示はもちろんの事、同じ棟の居住者全戸に騒音発生のお知らせを配布してから工事を始めます。
解体工事中はかなり大きな音が出るので、いつもハラハラドキドキします。

001 (2)

在来工法のタイルを剥がし、床のコンクリートをはつります。
管理規約で躯体部分をはつる事は禁止されていますので、躯体以外の部分をユニットバスが入るようにはつります。

写真 2 (3)

壁から出ている給水管と給湯管に新しい管を結び、追い炊き管や配水管も更新しました。
四方をコンクリートに囲まれた中で新しいユニットバスを組み立てていきます。

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まず、床パンを設置します。
洗い場がそっくりフタになる「床大型点検口」があるのでレベル調整や配管接続がスムーズに出来ます。次に壁パネルを組み立てていきます。007

ちなみに新しい浴槽の裏側はこんな風になっています。
今回採用したTOTOのユニットバス、魔法びん浴槽は浴槽を断熱材ですっぽりと包み込んでいるので、家族みんなの帰宅時間がまちまちでもすぐに温かいお風呂に入れると評判です。
4時間後の温度低下をわずか2.5度以内に抑える省エネ効果の高い浴槽です。

写真 2 (2)

最後に折戸を設置しました。
翌日、大工さんが樹脂枠を取り付けて完了です。

001 (3)

さあ、新しいユニットバスが完成しました。
シャワーフック、リモコン、ランドリーパイプの位置は、加齢配慮しながらお施主様と確認しながら取り付けました。
在宅工事でもコーキングに気をつければ3日目の夜から入浴することは可能です。
在来のタイル貼りの浴室も魅力はありますが、メンテナンスや断熱性に優れたユニットバスはやはり人気が高いです。
浴室改修工事が無事終わり、ホッと一息ついた感じです。

 

つづく・・・

 

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