この春、中学生になった息子さんがいるご家庭のリフォームのお手伝いをさせて頂きました。
小学生のうちは、リビングに机を置いて学習していましたが、やはり中学生になると自分のお部屋が欲しいですよね。(うちの息子も同じでした)
リビングの隣りの和室を息子さんのお部屋にしても良いけれど、そうするとお母さんが寝るお部屋がなくなってしまいます。
このお宅は、一般的な3LDKの間取りで、北側に二部屋あるうちの一部屋は、帰りが遅いお父さんのお部屋、そして、もう一部屋には大きなタンスがあり、納戸のようになっていました。
いろいろ検討した結果、納戸になっていたお部屋を息子さんのお部屋に、リビングの隣りのお部屋をお母さんのお部屋にする事にしました。
南側6帖の和室を4.5帖の洋室にして、大容量のウォークインクローゼットを造作して、タンスをまるごと入れてしまう事に決まりました。
工事前の和室です。
押し入れもキレイに整理されていますが、あと一間半分広げる事にしました。
この時計を掛けてある壁と収納を撤去して3枚引き戸をここに引き込むようにしました。
障子を撤去して、カーテンボックスを取り付け、3枚引き戸を取り付けます。
和室の天井を落として、新たに天井を組み直したので、天井の高さも高くなりました。
そして、タンスが丸ごと収納できるウォークインクローゼットを造作しました。
もともとの押し入れ部分と合わせると、約2.5帖の広さのウォークインクローゼットです。
引き戸を閉めて室内から見ると、こんな感じです。
引き戸を開けるとこんな感じです。
リビングにある勉強机は北側のお部屋に移動します。
普段は開けておいてリビングの延長として使い、お母さんの就寝時は引き戸を閉めて使います。
ちなみに、工事前の和室だった時はこんな感じでしたが、
工事後は、こんなに明るくキレイになりました。
ベランダのグリーンカーテンが夏の訪れを知らせているようです。
それにしても、中学生になった息子さん、自分の部屋が出来てよかったですね。
大変喜んで頂きました。