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こんにちは!
新築部の城戸です。
先日「認定低炭素住宅丸分かりセミナー」という業界向けの説明会へ参加してきました。
昨年末からスタートした「認定低炭素住宅」と今年改正される「改正省エネ基準」のセミナーです。
説明会はすぐに満員になる大盛況ぶり。
今年は「認定低炭素住宅」制度が出来て「省エネ基準の改正」「省エネ法の改正」と続きます。
住宅の省エネ変化の年なんですね。
新しく始まるこれらの制度、業界では戦々恐々としている人達もいる大きな変化なのですが、一般の方にはまだ浸透していないようです。
しかし、どのハウスメーカーも使うようになってきたQ値がなくなると言えば、多くの方が驚くのではないでしょうか?
Q値とは、「熱損失係数」と呼ばれる建物の断熱性能を表した数値です。
この数値が小さいほど建物の断熱性能が良くなります。
しかし、同じ材料を使った家でも、家の面積を大きくしたり建物の形を複雑にする小手先のテクニックでQ値を良く見せることができるため、あくまで参考にしかならない値でした。
ハウスメーカーのカタログに載っているQ値は参考プランというとんでもなく大きな面積の家で計算したもので、自分の家を計算すると全然違う数値になってしまった、なんて話も聞いたことがあります。
Q値の代わりに使われるのは、Ua値と呼ばれる値です。
これは屋根・外壁の面積を元にした断熱性を示す数値なので、より実態に近い値が出るようになります。
もうインチキはできないということですね。
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