入船中央エステート テラスハウスのキッチン交換工事をご紹介します。
天井から約40cm高の吊戸が付いていましたが、奥に同じ高さの梁型があり吊戸も換気扇も前面に出っ張っていました。
冷蔵庫を買い換える時も高さ制限があり、困っていました。
横から見るとこんな感じです。
手が届かないので、踏み台に乗らないと使えない吊戸でした。
さて、この吊戸の奥にある梁型は何のためにあるのでしょうか?
この建物はRC造のテラスハウスで、キッチンの上階に浴室と洗面所があります。
それらの排水管が下りてきてキッチン左側の縦管につながっているのです。
その排水管を隠すために梁型を造ってあるようです。
では、この梁型を小さくする事はできないのでしょうか?
あらゆる角度から調査した結果、吊戸が付けやすいように吊戸と同じ高さに造ってあるようなので、梁型をできるだけ小さくして吊戸を梁加工する事にしました。
梁を小さくする事に成功したので、高さ60cmの吊戸を梁の大きさに合わせて加工して設置しました。
また、ダクトの位置も手前の方に抜けているので、奥に振るために換気扇の左側に30cm幅のFIX(開かない棚)を設けました。
上部の奥行きは少ないですが、手が届き使いやすい吊戸になりました。
とてもスッキリした使い易いキッチンになりました。
冷蔵庫も背の高いものに買い換えられますね。
キッチンをそのまま新しくする事は簡単ですが、アールデザインではお客様の悩みを解決して使い勝手の良いキッチンになるような提案をしています。
どんな小さな事でもご相談下さいね。