砕石パイル工法

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新築部の金矢です

 

今週から浦安市弁天にて新築建替えの工事がはじまりました。まずは地盤改良からスタートしています。

弁天も液状化の被害が多い地域ですが、お施主様の元々の家も土砂が噴出し、家が傾き、ライフラインが絶たれたようです。

 

 

そこで今回は地盤改良に『砕石パイル工法』を採用しました。

ガイアの夜明けでもハイスピード工法など言われ紹介されたので、ご存知の方も多いと思います。

弊社でも震災前から浦安市のみならず市川の湾岸エリアで施工してきました。

おかげさまで、弊社で施工した戸建は今回まったく被害がありませんでした。(傾きも3/1000未満)

 

砕石パイル工法は天然の砕石を用いて地盤を締め固める工法です。

地盤を強固にするのももちろん、液状化対策効果のミソはその砕石にあります。

 

液状化が発生しうる軟弱層にゆれが生じると、地中で水圧が高まります。

通常は水圧の逃げ道が無いため、地表に吹き出てくるわけですが、地中に砕石がたくさんあることで水圧を逃がす逃げ道になります。

「ドレーン(排水)効果」と呼ばれるものです。

ようは、液状化する要因をカットしてしまおう、ということです。

詳しくは↓

http://hyspeed.co.jp/kairyo/ekijyoka.html

 

 

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まずは重機を用いて穴を掘ります。重機の先にロッドに羽がついたものをグリグリまわして掘っていきます。

 

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掘ったものを引き上げると地中の土が羽についてきます。黒い土が見えますね。これが液状化するであろう地層です。

 

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掘った穴に砕石を流し込み、最後にロッドで転圧します。グイグイと圧力かけることで地盤がしまっていきます。

 

 

浦安のようなこの湾岸エリアで地盤改良をするときに注意していただきたいのは

「地盤改良」と「液状化対策」は別物であるものということです。

最近浦安市内でも建替えがたくさん行われていますが、地盤工事をみるとただの杭工事で終わらせているものをたくさん見ます。

ぜひ 『液状化対策された実績のある地盤改良』 を選んで頂きたいと思います。

 

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