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太陽の恵みを余すことなく -日射の活用について2-

  • by 城戸 健一朗
  • 4 Years ago

太陽の光を最大限活用するために、低燃費住宅では日射のシミュレーションを行っていることを前回の投稿でお伝えいたしました。

今回は、様々なツールを利用して、低燃費住宅の設計者がどのように設計を行うのか、実例をご紹介いたします。

今回ご紹介するのは、浦安市で新築をしました「リビングの真ん中にピアノがある低燃費住宅」
2年ほど前に建築させていただきました。
トップの写真は冬の12時ごろの日射状況です。
さらに同日の14時ごろの写真も見ると下記のようなことが分かってきます。

12月24日14時

・敷地に対して方位が45度振れていること(きれいに区画された街はこうなっていることが多くあります。)
・南西側の家との距離が近く、高さもあるため、午後は1Fリビングが影になってしまうこと
・敷地南側の隣家は、ちょうど開けており、そこから太陽の光が入ること

これを踏まえて、1Fのリビングには日の光を大きく取り入れようと
部分的に壁を斜めにして南に向け、光を取り込むようにしています。
真南に向けることで窓上の庇も有効に働いています。

午後になると影になってしまう問題を解消するために、
西側には吹き抜けの上に窓を設けて、2Fの高さから光が入るようにしています。
太陽が低くなる冬でも1Fは影になっていますが、2Fには日が当たります。

しかし吹き抜けの窓はこのままでは、夏場にとても暑い環境になってしまいます。
西側は太陽の光が横から入るため、庇もあまり効果がありません。
吹き抜けの上にあるため、すだれなどの設置も難しい場所です。

それを解消するために、こちらの窓には外付けの電動ブラインドを設置いたしました。
真夏はブラインドを降ろして、日差しをシャットアウト!

窓を斜めに向けることによって、お庭を広く取ることもできました。
隣の家との視線も合わなくなり、都市部でも快適な緑の環境をつくることが出来ています。

このおうちの写真はこちらにも掲載していますので、ご興味がありましたらぜひご覧ください。

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こんなことを考えながら、低燃費住宅は設計をしています。
浦安のような都市部で太陽の光を十分に活かすためには、さまざまな工夫が求められます。
敷地をどう料理するか、周辺の家や、方位、周りの樹木などの素材を最大限活かすためにはどうするか
そこが設計者の腕の見せ所だと思いながら、毎回頭を悩ませています。

皆さまのご自宅の計画をお考えの際にも、このようなシミュレーションを行わせていただきます。
ぜひご相談くださいませ。

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